UW @EXPO 2025
現代世界の諸問題とワルシャワ大学の挑戦
安全保障と持続可能な発展のためのポーランド・日本のパートナーシップ
ポーランド代表団が2025年度大阪・関西で開催される国際博覧会に参加することは、2015年以来、両国を結びつけてきたポーランドと日本の戦略的パートナーシップの一環として実施されたイニシアティブの成果を総括し、さらなる協力の方向性と分野について討論する機会ともなります。
本企画はポーランド国立学術交流庁による「Direct to EXPO 2025」の下で、ワルシャワ大学の人文科学、社会科学、科学を代表する研究者からなる文理融合チームが実施します。その目的は、ワルシャワ大学の学術的・教育的成果と可能性を紹介し、大学の社会的責任というコンセプトを実現する上での知識や経験を交換し、さまざまな形の学術協力を活性化することです。
このプロジェクトは、ワルシャワ大学東洋学部日本学科が学部横断事業の調整役となり、本学の研究者、約25名で構成される派遣団を組織します。そして、日本の大学関係者・研究者との間で、国際関係・平和学・SDGs・異文化コミュニケーションなどに関する公開講演・セミナー・研究交流会議・学生交流会議を東京、京都・大阪各地で、数日間開催する計画を立てています。ワルシャワ大学日本学科の学生たちによる「ポーランド祭in関西」もその一環で、2025年ポーランド万博のプログラム・コンセプトの「ポーランド。未来を切り拓く遺産」の一部となっています。
本企画は東洋学部、政治学・国際研究学部、ヨーロッパセンター、環境・持続可能な開発研究センター、物理学部、生物学部、地理・地域研究学部、法学・行政部、システミックリスク研究センターなどの多数のワルシャワ大学の部署が共同して実施します。プロジェクトのコンセプトと実行を担当するワルシャワ大学のコーディネーター・チームは以下の通りです。
スタレツカ・カタジナ、 ワルシャワ大学東洋学部日本学科准教授 (プロジェクトマネージャー)
コジラ・アグニエシカ ワルシャワ大学東洋学部日本学科教授
バレヤ=スタジニスカ・アガタ ワルシャワ大学東洋学部長・教授
(日本側協力者)
武田 知己(たけだ ともき)大東文化大学法学部政治学科教授
本プロジェクトは、ポーランド学術交流庁の「EXPO 2025大阪・関西万博」における国際学術イベント事業」として実施されます(BPI/OSA/2024/1/00020/DEC/01)。