持続可能な開発目標
現代世界の諸問題とワルシャワ大学の挑戦 ~安全保障と持続可能な発展のためのポーランド・日本のパートナーシップ~
持続可能な開発 ~日本が切り抜く道~ ~2030アジェンダの中間点での考察~
17th Days of Japan 23-25.10.2023 (program)
2023年は「我々の世界を変革する。持続可能な開発のための2030アジェンダ」という国連のプロジェクトの中間点にあたる年となります。日本のこれまでの社会、経済、環境など、様々な分野における努力は、地域的、そして世界的に、どのような成果を上げているのでしょうか?日本のSDGsの優先課題、そして喫緊の課題とは何でしょうか?科学・技術、そして教育分野ではどのような取り組みが行われているのでしょうか?Society 5.0の構想が実現する可能性はどれくらいあるのでしょうか。
大阪で2025年に開催される二度目の万国博覧会は、地球環境を改善する新しいアイデアを推進し、未来社会の創造に向けた取り組みを活性化させる重要な事業です。1970年に、日本はアジアで初めて国際博覧会のホスト国となりました。当時の日本は、戦後の経済発展の絶頂期にありました。今回のEXPO 2025の準備には、どのような思いと希望が込められているのでしょうか?
2023年10月24日から25日にかけて開催された第17回ワルシャワ大学日本祭・国際研究大会では、「持続可能な開発のための国連アジェンダ2030」の実施にかかわる諸問題を先行して主要議題として取り上げています。この研究大会には、ワルシャワ大学のほか、筑波大学、大東文化大学、法政大学、東洋英和学院大学、京都情報大学院大学、大和大学、およびライデン大学などから、多くの学者が集まり、報告を行いました。ワルシャワ大学日本学科の学生たちも積極的に参加し、16のプレゼンテーションをおこないました。この研究大会が、地球環境保全や未来社会の創造に向けた取り組みを推進する事業としてのEXPO 2025, 大坂、関西万博にも目を向ける機会となっています。